死体掃除というヤバい仕事!
クリアしました〜大変だった…。
Switch版は今年の3月末に発売されていて、気になっていたゲームです。セールが来ていたので買いました。
舞台は1999年末のニューヨーク、事件現場の清掃を請け負う4人組が集まってこれまでの仕事を振り返っています。
事件現場において警官の目を盗みながら死体を処分し、証拠品を回収し、血痕を消し去るのが掃除屋たちの仕事内容です。
血痕を消すとき、どこからか掃除機を取り出すのがシュール。
特にこの雪のステージはこれでいいのか感が凄まじかったです。
掃除機を使用する際は一定範囲内に音が響き、警官に気づかれないように注意が必要。反対に、注意を引くために使う…と考えることもできます。
世界を犯行現場であるかどうかで二分するの、面白いな〜と思いました。
4人のうちでボブという男がもともと裏社会の掃除屋として名を馳せていました。
他のメンバーは窮地に陥った際にボブに助けられ、あるいは有名なボブに認められようとして掃除屋になった者たちです。
掃除屋たちには仄暗い過去があり、葛藤を抱えています。
4人はそれぞれ個性的なスキルを持ち合わせています。
このゲームは基本的に掃除が主なので敵を攻撃して永久に無力化することはできません…が、PSYCHO(ハルドア)は少し特殊で死体を切断することができます。そして、切った手足を投げつけたり残酷行為を見せつけたりすることで相手を失神させます。
VIPER(エリン)はハッキングが得意で、排気口内を移動することもできます。
LATIは身体能力の高さを生かして障害物を容易に乗り越えたり、スプレーアートで警官を挑発したりするのが得意。
コメディのステージ、キャットウォークを移動できるのでわくわくしてしまいました。
舞台の周辺では(舞台上でも下でも)拍手の演出があってどきどき。
状況に応じてハルドアと交代できるステージでした。
少しレトロで洒落ている舞台設定が多かったです。
大型船のステージ「マイアミ」、突然敵が現れたり消えたりして不気味でした。ボブが薬を盛られていたからかな。
ボブの仕事ぶりが見たかったという依頼者リッキー・ソラノとの会話、皮肉たっぷり。
舞台設定としては図書館のステージが好きでした。
ずっとボブを脅迫してきた殺人鬼からの挑戦というステージです。
中央の檻の中の死体を回収するのが難しくて大変でした…。仲間が外で待機していて、サポートしてくれているというのは心強かったです(操作できるのはボブだけだけど)。
たしかエリンが初対面でボブのことをリーナーさんと言っていたのでう〜ん…? と思っていましたが、C. Leaner で本当にクリーナーなんですね…。笑
エリンのステージ、セントラルパーク。ハルドアがボートで死体を受け取ってくれました。
エリンには独自の哲学…美学? があり、それを垣間見られるのが好きでした。
チャプター4の最後。裏切り者は誰?
こういう展開になるとはわかっていたもののぞくぞくしました!
バグではなく仕様、ね。
エリンの最終ステージ。ラティシャと共同です。ラティの割り切りが深かった…。
クリーナーたちは事件を振り返り、潔白を主張します。
ラティシャの最終ステージ、美術館。
隠し部屋を見つけて金を回収する必要があったのですが、隠し部屋を開けた瞬間にエレベーターが止まり警官たちの警戒度も上がってしまったので一度やり直しました。エレベーターが自由に使えるかどうかで難易度が段違い…。
暗い過去に囚われているかのような他の3人とは異なり、飄々としていて仕事を通じて自分の才能を証明しているかのようだったエリンにも良心があり葛藤していた…というのは意外でした。
1999年の終わり、新世紀の幕開けを4人で見届けました。
ゲームクリアで解禁される服装! 服装はちょくちょく変えられて楽しかったです。
スタート画面でミニチュアとして棚に並んでいてかわいい。