いっせいトライアルで遊びました。
画家として絵の完成をめざしながら、物語を追体験する謎解きゲームです。
ネタバレありの感想ですのでご注意ください。
隣の家のおじいさんは、いつもこちらの呼びかけに答えてくれません。
彼も画家で、飾られているのはどこか自分の部屋にあるのと似た絵。
主人公は出展のために絵を描いていて、絵の具が足りないことに気づきます。
おじいさんの部屋の絵と自分の部屋を見比べて得た手がかりから、緑の絵の具を見つけました。
思えば、この緑の絵の具こそ思い出を「蘇らせる」きっかけにふさわしかったのかもしれません。
おいしそうな朝ごはんとコーヒー…。
絵を塗る体験ができます。
猫ちゃんの襲来と大ジャンプ。
色に対する主人公の所感が好きでした。
これも。
絵を通して、隣家のおじいさんと思われる男性とAmberという女性の出会いが描かれます。
短い映画を観ているような気分でした。
主人公と隣に住む画家…Jackとの思い出が色鮮やかに蘇り、過去のエピソードを追っていくシーンがとても綺麗でした。
主人公の正体がわかる流れもとても綺麗。
主人公は、Jackが描いた絵の中のAmberでした。
Amberの絵のサインは中にいるAmber自身が書き足したもの…?
Jackが倒れたときに描いていた絵は、Jackの絵を見にきたときのAmberっぽい…?
エンディングの感じだと、Amberが絵を引き取ったみたいですね。
エンディングのあと、Jackのエピソードを見ることができました。
封蝋を押すのがちょっと楽しかったです。
夢を追ってニューヨークに行ったAmberを思い浮かべる日々。
絵の具の説明が多少異なりますね。
道は分かれてしまったけれど、お互いにインスピレーションを与え合って一番綺麗な景色を全力で描いていくふたりの画家のお話でした。