フレイムグレース。大陸の覇者では、ここでライオネルが立っています。感動して写真を撮りました。ファルコのいるところでも撮りました。
タイトル画面をぼーっと見ていて、BGMに大陸の覇者の「導き」のフレーズが入っていることに気づきました。このテーマの一部がアレンジされて「導き」のテーマが作られたんですね。オフィーリアから始まってオルステラを時計回りに、主人公たちが次の町をめざしてそれぞれの地方を歩いているんだなあ。
他のゲームが一区切りついたので、半年ぶりくらいにSwitch版のオクトラを遊んでます。
この半年の間で大陸の覇者をやり込み、世界観の面でもバトルの面でもオクトラの世界への理解が深まったので、以前やったときよりもさらに楽しめている気がする。
今は全員の第1章が終わったところ。
仲間にした順番は、テリオン(主人公) → プリムロゼ → サイラス → ハンイット → トレサ → オルベルク → アーフェン → オフィーリア。サイラスまでは今年の4月末にやっていて、ハンイットから最近始めた感じ。
現時点での感想です。各主人公の第1章までのネタバレと、大陸の覇者の「授けし者」各2章までの内容を含む可能性があります。
テリオン (盗賊)
バトルジョブ: 狩人
本当は学者にしたいんだけど最初に手に入れたバトルジョブが狩人で、すでに結構JPを振ってしまっているのがもったいなくてそのままになっています…。
大陸の覇者の主人公(選ばれし者)はSwitch版とは異なりランダムに決定されます。わたしの主人公は盗賊のクレスで、彼に敬意を表して選んだ主人公です。
立ち絵でリンゴを持っているところも気に入りました。リンゴが大好きなのです。
最初に選んだ主人公はパーティから外せないということを後から知ったけど、パーティに盗賊は絶対欲しい派だから全然良かったです。テリオンにしか開けられない宝箱もありますね。
フィールドコマンドで町の人から強い装備を盗めるのも楽しいです。
ライオネルやファルコが好きで、バトル中の立ち姿も大好きなんだけど、テリオンこそその始祖だったんですね! ライオネル、ファルコ、ベルトランがみんなマントを見せているのに対してテリオンはそうじゃないからなかなか気づきませんでした。
HPが減った時の体勢はファルコとテリオンで同じ気がする。
マジックスティールダガーの使い勝手がとっても良い。SPを自前で回復できるので、ケチでアイテムをあまり使いたくないわたしとしてはとっても助かります…。
テリオンの旅立ちの理由はヒースコートの依頼(?)で竜石を集めるためだけど、かつての仲間との過去も絡んでくるはずだから楽しみ、です。
プリムロゼ (踊子)
バトルジョブ: 薬師
めちゃくちゃかわいい。バトルジョブは結局見た目で選んでいるな…。
かつては学者で、いろんな属性攻撃が使えて頼もしかったです。
ストーリーがとても気になったので選んだ2人目の仲間。
大陸の覇者にも実装され、とってもお世話になっています。
「自分を信じ、貫く」という信念の通り、何が立ちはだかっても最後まで復讐を遂げてほしいと思っています。
フィールドコマンドの「誘惑」はサブストーリーでよく使うので助けられています。町の人たちの技を見られるのも楽しいです。
大陸の覇者のフィールドコマンドでは「町の人の情報」「持ち物」「支援技」を1つの画面で見られるけど、あれって便利だったんだなあと思った。Switch版だとそれぞれの主人公が異なるフィールドコマンドを使えるという仕様上、使うフィールドコマンドに関する情報しか見られないですね。
達人の鼓舞Ⅲや武人の鼓舞Ⅱ/Ⅲに慣れきっているのでバフ技は全体が対象と思い込んでいたけど、単体対象のアビリティしかないからちゃんと考えて使う必要があるなあ。
パルプンテ摩訶不思議の舞が楽しいのでついブーストして使ってしまう。地面が爆発したりして笑うけど、EXP2倍なんかも出たりするので侮れない。
サイラス (学者)
バトルジョブ: 神官
これも見た目で選びました。気に入っています。
三色の魔法に加えて光魔法も使えて楽しい。回復もしなければならないので忙しい。
こっちでも苦労させているのかなあ…。
何度も書いてきたけど、大陸の覇者で最初からいっしょに旅してきた大先生。
こちらだと学者の魔法は最初から全体が対象なんですね。便利だし派手。楽しい。
学者と神官の組み合わせだと、武器は杖しか使えない。杖での攻撃はまったく威力が出なくて笑ってしまう。大陸の覇者だと本での攻撃もそれなりに強かった気がする…。
もう武器での攻撃はほぼさせないつもりで、たまたま手に入った「禁断の杖」(物攻↓・クリティカル↓・属攻↑↑)を持たせています。強いです。
テレーズ、後から気づいたけど髪伸びた? 大陸の覇者の髪型がめちゃくちゃかわいかったので惜しい…。貴族令嬢たるもの、髪は長く美しくっていうのがあるのかな〜。
この話を見た後に大陸の覇者でテレーズを導いたので心証は最悪でしたが、トラストを見たりバトルをともにしたりするうちに気にならなくなりました。根はいいやつ…なのだと思う。恋心(恋だけではない気もする)は人を惑わせる。恋に恋する年頃かもしれないですね。
そしてサイラスは前向きすぎる。
何かあっても努めてそういう前向きな受け止め方をするようにしているのか、嫉妬とか羨望でトラブルに巻き込まれるのがよくあることで慣れきって感情が擦り切れているのか、反対にもともとそういった負の感情が欠けていたからここまでやってこれているのかはわからない…。これから語られるのかもしれないし語られないかもしれない。こういう内面の深いところは語られないでプレイヤーの想像に委ねられるのが綺麗かもしれない。
サイラスが「知識は共有すべきもの」というような内容で、学びの成果を独占しようとする学長に反論していたのが心に残っています。
わたしの家は全然学問に秀でていた家系というわけではないけど、冴えない高校生だったわたしが一念発起して東大に合格したときに、祖母が「せっかく東大に受かったのだから、学んだことを世間に還元していかなければならないよ」と言ったのを思い出しました。
ハンイット (狩人)
バトルジョブ: 剣士
ティキレンじゃん! と思って選びました。戦闘終了時のポーズも同じ。
気づいたらフィールドコマンド邪道メンバーばかりだったので、4人目の仲間も邪道でそろえることにしました。
ハンイットは魔物を使って人を襲わせる「けしかける」という決然としたフィールドコマンドを使えるので、人を憎んでいたりするのかと思ったけど別にそうではないらしい。
ザンターが「一の矢の失敗は二の矢の成功」と言っていておおっとなりました。
大陸の覇者のトラストでハンイットも言っていたし、ザンター自身もよく言っていますね。わたしはザンターは持っていないけど恋人が持っています。
そのザンターが心配になる幕開け。たぶん(最終的には)無事なんだろうけど…。大陸の覇者でプレイアブルのトラベラーとして実装されていなかったらもっと不安になっていたと思う。いや、まだどうなるかわからないが…。
シ・ワルキのBGMは初めて聞くものだと思う。どこか神秘的で不思議な感じ。
旅立つときに「決意」が流れたのも良かった。
ハンイットは魔物を捕獲できるのがとっても楽しい。
ブレイブリーデフォルト2でも「魔獣使い」というジョブがあって魔物を捕獲できる職でした。捕獲時の演出が同じだなと思いました。
BD2の「魔獣使い」はいちばん好きなジョブで、個人的には最強ジョブだと思います。わたしの遊び方にはめちゃくちゃ合っていました。とにかく片っぱしから魔物を捕まえるのが好きで、初見の魔物はとりあえず捕まえてストックしていました。そして、捕まえれば捕まえるほどステータスが高くなるというジョブ。
BD2ではオクトラと違って捕獲数に制限がなかった、気がします。またパーティ内でのジョブ被りの制限がないので、全員総出で捕獲の機会を狙うのも楽しかったです。捕獲した魔物はパーティ内で共有されるので、捕獲担当と使役担当に分けられるのも良かった。
なんでこんなに魔物を捕まえるのが好きなのかはわからない。ポケモントレーナーの血が騒ぐのかな?
オクトラだと捕獲しておける魔物の数に限りがあるので、こまめに魔物を確認して使う方がお得な気がして(捕獲上限になってただ逃すというのはもったいないので)、魔物を使う機会があるのも楽しい。
大陸の覇者だとブレイク中も弱点による補正が入るけど、Switch版はたぶん入っていないっぽい? だから、ブレイク中は相手の弱点にかかわらず強い魔物を使った方がいいんだなというのがわかりました。
リバーランドにいた何かしらのサラマンダーが使える「暗闇大突進」という槍の技がすっごく強くて感動しました。
「けしかける」コマンドはどういう使い方をするのがいいかわかっていなかったけど、家のドアを塞いでいるような町の人をどかすときに使ったらいいのかな。最初はよくわかっていなくて、見かける町の人で倒せそうなやつは全員倒していました。すまん。
トレサ (商人)
バトルジョブ: 学者
本当は狩人にしたい。今狩人をつけているテリオン次第だけど…。
トレサは何のジョブになってもかわいい。ベースジョブが帽子を被った姿だからか、バトルジョブでも被り物をしていることが多くてかわいい。学者や神官のフード姿もかわいすぎるし、狩人で魔物の被り物をしているのはありえんかわいい。
今は学者なので、商人の風と合わせて4属性使えるのがうれしい。「しらべる」もかわいい。
トレサ先輩にも大陸の覇者で大変お世話になっているなあ。持っている星5商人はトレサだけだけど、彼女ひとりでもいろいろな役割を果たせる優秀さ。さすがです。
リプルタイドへの行き方がまったくわからなくてすごく苦労しました。同じ道を無限に通った気がします。
大陸の覇者で、新しい橋を建設中だと言っている町の人がいたからそこが通れるようになっているのだろうと思った…けど、そんなことがわかっても道がわからないということに変わりはないのでした…。
結局どうやってたどりついたのかわからないし、また行けるのか自信がない。ファストトラベルに感謝して目を背けます。
大風呼びの「幸運の風よ吹き荒れよ」も好きだけど、風呼びの「いい風吹いてる?」も好きだなあ。
ヴァルカンの「光よ乱れきらめけ」が好きで、よく自分のヴァルカンや恋人のヴァルカンに「今日も乱れきらめいてる?」って(わたしが)聞くんだけど、それを感じる。意味不明だな〜この文章。
海賊に酒を飲ませるというアイデア、ケネスとトレサの追憶の書で語られていたのが繋がっているってことなのか〜! 知識を吸収して適切なときに使える機転の良さ、さすが商人。
トレサのパパとママが獣のスカーフと竜のスカーフを持っていたので早々に買い取りました。大陸の覇者で使いまくっているアクセサリーです。この旅でも助けられています。
「歩いてリーフ」もめちゃくちゃ便利。道端の金貨を拾っている…というのはあまりに商人らしくないので、きっと隙を見て商いに励んでいるということなんだろうと思っています。ありがたいことです。
せっかくトレサが集めてくれたお金も、町の人との関係性の改善に消えていくことが多いのが無念だけど…。だいたいテリオンとサイラスのせい。
トラストを見たときも思ったけど、トレサのテーマ良いな。バトルエクステンドも好き。
海風が吹いているのが見える。太陽があなたの旅路を明るく照らしているのが見える。
オルベリク (剣士)
バトルジョブ: 商人
見た目をすごく気に入っているというわけではないので機会があれば変えたいかも。
山賊が町に出たから戦いにいくというのが第1章だけど、町に着いた時点で盗みまくったり魔物をけしかけまくったりしていたので、自分たちも山賊同然な気がする…。ごめんなさい…。
山賊のリーダーは、ボス戦のBGMがボスバトル2だったのも納得の潔いボスだなと思いました。
そしてラースさんはこの物語で出てくる人なんですね。先が楽しみ。
オルベリクのテーマは厳かでどこか物悲しい。ホルンが山岳地帯っぽい感じを表している気がする。
主人公のテーマ、その主人公らしさと地方の特色が現れていてすごいなあ。
アーフェン (薬師)
バトルジョブ: 盗賊
オルベリクと同じく、変えてもいいなって感じ。
薬師の「調合」便利だなー!
ボスが状態異常を多用してくるやつだったので、「調合」のありがたみがよくわかりました。
攻撃面でも便利すぎるのでは…!
アーフェンはとてもいいやつだし、その友人のゼフもいいやつだと思いました。
ゼフとかゲルタスとか、大陸の覇者にも出ていましたね。「全てを極めし者」のときアーフェンはなんでいなかったんだろう。プリムロゼは出ていたのにな。
アーフェンとゼフの友情の様は、荒んだオルステラでは貴重でちょっと泣きそうです。オルベリクの直後に見たので心が痛みます。互いの鞄を交換するのめちゃくちゃ良いですね。
アーフェンのテーマも好き。
川の流れのように穏やかで、でもきっと川がいろんな風景の中を流れていくように、アーフェンもこの旅で様々なものを目にするのだろう。そんなことを考えさせられる。
オフィーリア (神官)
バトルジョブ: 踊子
ベール姿が綺麗すぎる。あとハンイットも踊子似合うと思う。
光と闇の属性攻撃が使えて楽しい。支援にも向いている。
オフィーリアという名前はどうしてもシェイクスピアを思い起こさせます。
オフィーリアはハムレットの恋人で、ハムレットの母である王妃の名前はガートルード。ちょっと興味深い。
フロストランド地方への思い入れが強すぎて、最後にとっておきたかった8人目の仲間。
オフィーリア、ブースト時の声好きだなあ。テリオンもブーストのときの気迫がいいな〜と思います。
第1章の最後の方に出てきたマティアスって人、追憶の書で出ていた人かな…?
こいつが出てきたことによって、ヨーセフ大司教の体調が悪化しているのは偶然ではなくて人為的な策略によるものなんだなって思いました…。
名声を授けし者で回復魔法を使って戦いに加勢していたヨーセフさんと会えたのはうれしいけど、こんな形なのは悲しい…。
たまたまだけど、リアナを導いたのはあの丘の上だったなというのを思い出しました。フレイムグレースが好きで、あの丘も好きだったからたまたまそこで引いただけだけど、ちょっとうれしい。
丘にふたりの女の子が登っていくと教えてくれる町の人もいたし、あれはオフィーリアとリアナのことだったんだな。
名声を授けし者2章で戦ったボスと早々に戦うことになって笑った。姿は違うけど名前は同じだし、弱点も同じ…だった気がする。
名声2章の予告PV(ライオネルが選ばれし者やってるやつ)を見たとき、氷と風属性の旅人しか出ていないことに気づいてなんでだろうと思っていたら、このボスの属性の弱点が氷と風で納得した思い出です。
オフィーリアは心優しく、それでいて行動力も実現力もあるのが素敵だ。
悲しい旅路になりそうだけど、歩みを止めないでほしいなと思う。
オクトパストラベラーの主人公たち、だれもがひとりでも旅をできるだけの素養を持っていて、それぞれに魅力があり、自分の問題は自分で解決していくんだろうなと感じられるのが良いな。それでも一緒に旅をしていくっていうのが良い。
サブストーリーもぼちぼちやっています。各地方にひとつ、その地方で展開されていく続きもののサブストーリーがあるっぽいですね。アシランやノエル、マイルズが出てきました。「青の踊子」も出てきましたね。
冤罪で捕まった人を助けるサブストーリーで、初めて解決法が2択の場合があるということに気づきました。これは「盗んで手に入れた牢の鍵を渡す」か「探って知った目撃者の証言を伝える」の2通りで、脱獄犯になるのはどうかとおもって「証言を伝える」方で解決したんだけど、これまでも知らなかっただけで2種類解決策があっても1つの方法しか知らずそれで解決してきてしまったのかな…とちょっと怖くなりました。
「青の踊子」のサブストーリー(青の踊子を病弱な少女と会わせることでサブストは解決していた)関連っぽい「スタアの衣装」が手に入るのとか、ボルダーフォールの貧民たちが反乱を起こそうとしているのを止めるサブストーリー(貧民から武器を盗んでいたのでそれを依頼主の衛兵に渡し、衛兵が貧民との歩み寄りについて考える終わりだった)に関わりそうな「貧民生活向上生活」の情報が手に入るのとか、そのときは続きものなのかな? と思ったけど解決策の片割れだったのかな。
あんまり人の話を覚えていなくて、適当に依頼主を連れ回したり適当な相手を「けしかける」で倒したり、どこで手に入れたかも覚えていないアイテムや情報で解決したりすることも多いのでちょっともったいないのかもしれない…! 人の話はちゃんと聞こうと思った。
主人公がテリオンなのでサブストーリーはテリオンが主導で進めている感じになるんだけど、面倒見が良さそうな感じでちょっと面白い。
次回