さいごのぼうけん

遊んだゲームの記録。ネタバレ注意です。

自由のために (オクトパストラベラー #9)


ハンイット・サイラス・プリムロゼ・テリオンの第4章です。
第4章は第1章と反対の順番で進めていて、今回は邪道組です。わたしの旅の終着点がフロストランドでうれしいです。

 

ハンイット

かわいい。

 

砂漠のマルサリムにやってきました。サブストーリーの「巡遊少女リア」でも語られた、賢王とされるカリム王が治める都です。パーティチャットでもサイラス先生が統治について教えてくれました。

 

ハンイットとテリオンのパーティチャットがよかったです。

 

旅の終わりが近いんだなあと思って…なんだかしみじみしちゃいました。

孤独に信念を貫こうとしているプリムロゼが、この8人での旅を気に入っているんだなあというのがいろんなパーティチャットからわかるのもいいですよね…。

 

オフィーリアから祈りを学ぶハンイット。オルベリクも同じようにオフィーリアに祈りを教えてもらっていたなあ。あれもちょうど砂漠の町ウェルスプリングでのことでした。

 


あ…
わたし…アーフェンをこのバトルに連れてきてしまった………

 

「覚悟はもう決めている、来い」

気絶や暗闇状態にしてくるので、「舞踏姫シルティージの輝き」+「健全化」でしのぎました。

石化ってどんな感じなんだろう? やっぱり健全化では治せないのかな? とわくわくしてしまったせいでアーフェンをこのバトルに参加させることになってしまった……。
結構長引かせたつもりでしたが、石化攻撃はしてこなかったな。その過程で「古びた薬瓶」を目にすることになったのでした。

最後はハンイットに終わらせてもらおうと思い、「豪武匠ウィンヒルドの咆哮」を初めて使ってみました。現時点ですでに10000近いダメージを6回叩き出しているからすごいなこの技…。「ダメージ限界突破」をつけたいところです。

 

ザンターが戻ってきました。このたわいもないやりとりが温かい。
リンデとハーゲンも再会をよろこんでいるようです。

 

 

サイラス

「私はあなたほど、人に絶望していない」はこれまで見てきたサイラスの姿に対して納得感があって、すとんと胸に落ちる台詞でした。

サイラスのお話はサイラスの主張ありきというか、サイラスの考え(知識は広く教えられるべき、教育を受ける権利は誰にでもある)は現代に生きるわたしたちに近いものであり理解しやすく、反対に敵勢力の主張(知識の独占、知恵ある者の特権思想)は受け入れづらいものでした。オルステラでは、サイラスの意見は異端なのかもしれないですが。アトラスダムに王立学院が設立されているわけなので、教育の黎明期なのかもしれませんね。

「知識を得て、謎を紐解きあなたはその先、そうするつもりだ?」「どうせ天才にしか理解できない そう言って墓場まで持っていくのか?」このサイラスの言葉は正論だと思ってしまうので、これに対するルシア(あるいは機会があったならイヴォンも)の理路整然とした反論が聞きたかった。受け入れがたかったけど、ここまでしてきたのだから彼女たちにも確固たる信念があったはず。

 

「負けるわけにはいかない」

シールド30という大陸の覇者ならともかく今作では見たことないような数であるうえに、弱点が物理のみ(杖以外の全武器)で削るのが大変でした。オルベリクのさみだれ矢、テリオンのマジックスティーダガーあたりでがんばってブレイク。
相手の攻撃も物理主体だったので、トレサにはいつもどおり「拡散のルーン」+「緊急回避」をお願いしました。
回避中心でダメージを受けることもあまりなく、この間はサイラスに役割を持たせづらかったのがしんどかったですね…。

 

ブレイク中の「十文字斬り」がいいダメージ出してるな〜と思って見ていたら、いつのまにか相手の体力が赤になっていて焦りました。第4章はこちらの戦力も相当整っているので、こういうのありがちです。

ブレイクから復帰してきたあとはシールドが半分の15になり、相手の攻撃や弱点も属性中心に変化。
サイラスの章なのでサイラスに最後を決めてもらいたい…と思いましたが、学者も神官も奥義が攻撃技ではないのでテリオンに譲ることにしました。
急いで盗むと集金をして(盗む可能な第4章ボスは珍しい気がする)、シールド15も削っていたら倒してしまいそうだったのでブレイクはあきらめて奥義の準備を…。

 

…勝手に魔術師の奥義は全属性で1回ずつの攻撃(豪武匠ウィンヒルドの属性版)だと思い込んでいたけど違うんですね! 「魔大公ドライサングの秘術」は属性攻撃をクリティカルにする効果でした。
ってことは、奥義でとどめは無理なのか〜。

対象が奥義でないなら他の奥義の効果が乗るので、サイラスの「碩学アレファンの知識」(属性攻撃が単体化し威力アップ)、「聖火神エルフリックの導き」(技連続化)もかけて、テリオンに「特大火炎魔法」を撃ってもらいました〜!

最初の攻撃で倒せてしまったので技の連続化は見ることができなくて残念でした。「聖火神エルフリックの導き」、ちゃんと使ったらめちゃくちゃ強そうです…。

 

サイラスは知識そのものに善悪はなく使う人の行動に善悪があるのだと考え、『辺獄の書』や壁画に記された内容が悪用されても(そのときサイラス自身がいなくても)対処できるような知識を残そうと歩み始めました。「未来のために」です。
壁画のシーン、「決意」がBGMで使われていて素敵でした。

第3章のとき、知識は未来の世代の幸福のために使われるべきという個人的な感想を述べていました。
なので今回サイラスがこういった選択をしてくれてよかったな〜と思います。

 

パーティチャット。
ダスクバロウの近くの遺跡は、多くが神話時代のもの。現代とは建築様式が違ってものすごく頑丈なのだそうです。神話時代と聞いてサイラスが「軽く1千年は経っているんだね」と言っているので……そんな感じの時代。わたしたちの世界でいう中世くらいが舞台なんだろうな〜って感じの説明ですかね。

これはいつのことかは詳しくはわかりませんが、壁画は聖火教会が教えを広めるよりもっと昔、「歴史以前の道なる時代」に描かれたもの。その時代についてオフィーリアが「神々と人が触れ合えていた時代」と言っていました。オルステラ大陸についていろいろ勉強になるな〜。

 

サイラスのテーマが流れるアトラスダム、とってもいいな〜!

 

プリムロゼ

終幕です。
「さあ、おいで……」はプリムロゼが「誘惑」するときの台詞ですが、同じ台詞をシメオンが発するの、なんだかいいですね。

 

パーティチャットでみんながプリムロゼを支えようとしているのが本当に素敵でした…。

 

ハンイット最高すぎる。最後の一撃は譲るが自分も殴りたいっていうの良すぎるな〜。

 

「決意」が流れる中1戦目。このシメオンなんだか既視感があるな…第1章のヘルゲニシュと同じポーズですね…。

手前のあやつり人形たちが使う技が、踊子や剣士の技をもじった感じのもので面白かったです。「メンタルベルト」「フィジカルベルト」を盗めたのもうれしかった。

 

エクステンドが始まるタイミングがかっこよかった〜!
因縁のふたりなのに、バトル内のかけ合いはないんですね…。

沈黙を全体にかけてくるので厄介でした。とりあえずアーフェンの沈黙をハーブで回復して…プリムロゼも治してシルティージかけてもらって健全化? いや、薬師奥義で沈黙の治療ハーブを全体に使って回復するか? とか色々考えてもたつきましたが全員アイテムでコツコツ治せばよかった気がします。
だんだん「薬の素材」ではなく高価な「秘薬の素材」を使うようになるので忘れていましたが、「薬の素材(拡散)」+「ナゾの花」で調合できる「ナゾの煙」で全体に1ターン健全化を付与できるので、これで治せば良かった気もします。どこかのボス戦で「ナゾの煙」めっちゃいいじゃん! と思ったはずなのに忘れていて悔しい…。

 

クリアブルックにいる料理人マグをたまたま連れていて、バトルにも出してみたらとどめをかっさらっていきました。笑
料理人マグ、大陸の覇者のトラベラーストーリーでも結構出てきているので印象的なNPCですよね。

全然関係ないですが、モンハンで連れているオトモのアイルーの名前がマグです。かわいいです。

 

シメオンは人生に対して悲観的であるように見えるので、好きな人に殺してもらえて幸せだったんじゃないかな? などと考えてしまいます。他人の人生を壊して悲劇を楽しんでいるのなら、自分の人生がそうなることも考えているのだろうし。

最後の幼なじみの青年との再会の演出もなんだか演劇チックでした。

 

明るく光が差しているのが素敵です。ジェフリーパパが願ったように、プリムロゼ自身の幸せをこれから見つけられたらいいですよね。

 

テリオン

酒場にテリオンの人相書きが貼ってあった…!

雪降る街の廃教会…めちゃくちゃ素敵な舞台ですね!

 

ヒースコートさんだ!! このふたりの応酬、いいですよね。

 

ヒースコートさんはたしか、覇者でのトラベラーストーリーも「人を信じる」話だったと思います。素敵な話でした。

 

盗賊たちから服を盗んで潜入です。左が下っ端の服で黒っぽく、右が幹部の服で赤っぽいです。どちらかというと下っ端の服の方が好みでした。よく主人公たちを物陰から見ている黒曜会の人たち…などに似ています。

 

ハンイットとのパーティチャットは動物の擬態の話。テリオンが変装している姿が反映されていてかわいい。

 

他の仲間たちとのパーティチャットも、「信頼」を感じさせられてよかったです。

テリオンが役者に向いていると言うプリムロゼ、テリオンの勧誘方法をよくわかっているな…!

 

バトル前のやりとりもとってもよかったです。ここまでの旅を経て「本気で信じてみたくなった」は良すぎるでしょ…!
「寂しい生き方」っていうところからバトルエクステンドが始まったのもよかったな…。

竜石を集める旅という導入の時点でRPGの主人公みたいだな〜と思っていたのですが、「誰かを信じ、信じられたいと願う気持ち」を取り戻す過程やかつての仲間との対峙などやっぱり主人公らしくて、最初に選んでよかったなあと思います。
でもたぶん、どの主人公を選んでいても同じように思っていただろうなとも考えます。笑
だけど…だからこそ、初めに選んだことが重要なのでしょうね。これがわたしだけの旅になるから。

「覚悟はいいか」
邪道組で挑みました。旅の最初に仲間になった4人です。

「聖火神エルフリックの導き」、勝手に対象は魔法だけだと思い込んでいたけど「技」ですね!! 「マジックスティーダガー」などの物理技も、そのほかの補助技も2回発動するんだ! すごい!!

 

オフィーリアvsマティアスと同じようにバトル内の台詞がありました! めっちゃいい!!
第4章のうちいちばん最初に見たのがオフィーリアで、いちばん最後に見たのがテリオンなのでそれもなんだかいい感じです。

 

最後は盗賊奥義で決着です。

 

ダリウスは部下に裏切られて命を落とすがそれをテリオンが知ることはなく、テリオンはダリウスを思い出すことはあってももうとらわれることはないんだろうなあという綺麗な終わりでした。

いつものように、コーデリアたちとのやりとりはあたたかですね。

 

エンディング、これまでのボスバトルが記録されていてすごいな〜!
倒したときのパーティやバトルジョブ、技が再現されてすごいです。パーティの状態もわかるので、序盤は状態異常や瀕死でもごり押して戦っていたんだな…と知りました…。
やっぱりテリオンがとどめを決めているバトルが多かったなあ。あとサイラスかな。
こういう演出めちゃくちゃうれしいです!

 

エンディングの後に、コーデリアとヒースコートが見送りに来てくれるシーンに繋がったのも綺麗でした。
全然気づいていませんでしたが、これまでの主人公たちのエピローグ部分も二段階の構成だったってことですよね〜すご。

 

 

サブストーリーなど

リアナとエリザのサブストーリーが発生していました。聖火教会関連で繋がりがあるんですね。

 

アレークのサブストーリーも見ました。アレークはかつて黒曜会の暗殺者で、学者だったスサンナさんの命を狙ったがザンターに止められたのだそうです。
スサンナさん、黒曜会に狙われるほどの学者だったんだ…! サイラスが彼女の名を知っていそうだったのも納得です。何の研究をしていたんだろうな。

学者スサンナ・グロトフの名前は、サイラス第4章のエピローグにも出てきました。サイラス、パーティチャットでもスサンナという名を知っている感じでしたね。

 

験担ぎをめちゃくちゃするテリオンのパーティチャット。

 

サイラス編で出会った学者ラッセルと翻訳者ドミニク。ラッセルはドミニクに弟子入りして働いていました。
このふたり、どちらも支援技として「特大火炎魔法」を使うのが興味深かったです。ドミニクの方が威力が高くて、ラッセルの方が加勢回数が多い。

 

ゼフとメルセデスのサブストーリーも見ました。
結構前に「しくじり話」のパーティチャットを見ていたのでちょっとおもしろかったです。結局わたしたちが(勝手に)手紙を渡すことになってしまいましたね…。

余談ですがこのパーティチャットを見たとき、アーフェンはパーティ内にはいなくて酒場に立っていました。それでも見られるんだ〜と思った覚えがあります。

 

これもかわいいパーティチャット。

 

オデット先輩とレブロー男爵のサブストーリー。
今のオデット先輩があるのはジェフリーとレブローのおかげなんだそうです! へえ〜!

 

怪盗ともお知り合いなヒースコートさん。
「あなたが大切にしているもの」はコーデリアのことを指しているんじゃないかと思ってしまいました。

 

お礼にもらえた「ヒースコートの短剣」は火属性が強化される短剣でうれしいです!!!
属性攻撃力は高いですが、物理攻撃力が低いのはちょっと惜しいです…。属性攻撃力は持っている武器の中で最大のものが参照されるはずですが、武器での攻撃は武器ごとの物理攻撃力を参照するので、「マジックスティーダガー」「盗公子エベルの鉤爪」に頼ることも多いテリオンからすると短剣の物理攻撃力は高い方がうれしい…です。
ここらへんはナッツで補強するのがいいのかな〜。

 

「女心」を説くプリムロゼ。テリオンとサイラスの反応、笑ってはいけないかもしれないけど笑える。

 

これを隣で聞いているテリオン!!

ノーアはお芝居の脚本を書いても面白そうと言っているので、劇作家コーデリアがいつか誕生する…のかも?

 

民の娯楽として劇を行いたいカリム王。その演目として、8人の旅を劇にしたいと言ってくれました。
こうやって8人の旅が語り継がれていく…なんだか英雄みたいですね。

 

めちゃ強だったマーナガルムに再度挑んできました!
テリオン&ハンイットがアタッカー、トレサ&アーフェンがサポーターです。こちらの強化状態の解除「闇鳴り」が怖いもののトレサで緊急回避を拡散し、アーフェンがBPを増やしたり回復したりして、テリオンとハンイットがひたすら削る戦法です。

お供のナイトウルフを3体呼ばれちゃうとマーナガルムの弱点がすべて隠れてしまいますが、2体までならひとつは残るので無理にナイトウルフに構わず、マーナガルムを直接狙って戦いました。
以前戦ったときよりこちらの火力は上がっているし、今回はアーフェンがいて調合がひたすら便利なのでなんとかなりました…! アーフェンも「盗公子エベルの鉤爪」でカンストダメージを出していてすごかったです。

 

メインストーリーをすべて終えたので、旗がいちばん下まで伸びました。

サブストーリーの方も、いちばん最後のひとつ以外は全部終えた…はず。調べてみたら下までは伸びきらないっぽいのでこれでいいのかな?

 

前回