さいごのぼうけん

遊んだゲームの記録。ネタバレ注意です。

守るための剣 (オクトパストラベラー #6)


テリオン、アーフェン、オルベリク、ハンイットの第3章です。

テリオン

緑竜石を求めてウェルスプリングの闇市へ。そこで出会ったのは「元」兄弟のダリウスでした。

 

闇市に忍び込む方法はいくつかあるんですね〜。貴族の仮面orスタッフの仮面を盗むか、

酒場のバーテンダーを尾行して闇市の出品リストを盗むかです。その後の展開は同じ。

 

「覚悟はいいか」ボスバトル2でした。
取り巻きがいるときにガーレスをブレイクさせると、「気付け薬」で取り巻きがガーレスを復帰させてくるのがやっかいでした。
取り巻きは楽に倒せたけど、ガーレスは結構時間かかったな〜。

 

ガーレス、こんなことを言ってくるなんて自信がないのか…それともダリウスを信じていいか、心の底では不安だとかなのかな?

「鬼炎」「マジックスティールクロー」「ライフスティールダンス」などテリオンとよく似た技…おそらく、より上位の技を使ってきたのが印象的でした。ダリウスとともにいた者同士ということか。
そういえばオルベリクの第2章で、グスタフがオルベリクと同じ「横一文字斬り」を使ってきていました。エアハルトからの影響ということだったのかな。

 

わたしはこのダリウスが嫌い。それは単にテリオンを裏切ったからというわけではなくて、信念も誇りもない裏切り方に見えたからです。
もしテリオンが復讐したいと言うなら、喜んで手を貸すつもりだけど、そんなこと言わないだろうな。
テリオンにはダリウスとの思い出があって、情があるんだよな。

わたしは裏切り者役のキャラクターを好きになることが多いので、なんだか厳しい目で見てしまいがち。

…いろいろ書いてみたけどこれは建前…というか理由の一部でしかないですね。結局のところ、テリオンの心にダリウスがずっと深く残っているみたいだからムッとするのです…。
今のテリオンにはコーデリアもヒースコートもいて、ともに旅をする7人の仲間もいます。誰もダリウスの代わりにはなれないけど、でもそばにいる。

 

コーデリアお嬢さんやヒースコート、そして旅の仲間たちとの出会いで、テリオンの心も動かされつつあるのでしょうね。
思い出を乗り越えて、できれば仲間たちの力も借りて、先に進めるといいな〜と思います。

 

オルベリクとのパーティチャットが沁みました。

 

テリオンとアーフェン。以前見たパーティチャットはなんだか距離ありげなものもありましたが、旅を続ける中で打ち解けてきている…みたいです。

調合素材を盗むことは多いし、買うとしてもそのお金は盗みまくって余ったアイテムを売って得たものでもある…ので、「持ちつ持たれつ」はなんだかすごく納得感がありました。

アーフェンが面倒見の良さを発揮しているのもよかったし(テリオンもなんだかんだ面倒見の良い人だと思うけど)、アーフェンが1杯奢ると言ったのを断って自分が奢ると言っていたテリオンもよかったです。

 

必要であれば饒舌にもなれるテリオンに感心するハンイット。ひたすら微笑ましいパーティチャットでした。生温かい笑顔のテリオンはちょっと見てみたい。

 

アーフェン

難しい問題です。人を裁くのは薬師の仕事ではないから「目の前の患者は全て治療する」というアーフェンの考えは間違ってはいないと思います…が、治ったそばから凶悪な犯罪を起こすのをこう見せつけられてしまうと…なあ。

この世界の法や治安維持がどうなっているかはわかりませんが、ミゲルが極悪人であると知った時点で自警団などに引き渡すべき…だったのかな。

オーゲンが「人生は取捨選択の連続」と言う通り、アーフェンが信念を貫きたいなら「どんな患者も救う」ということを選んで決めるべきなのかもしれません。そしてそう決めるのなら、相手がどんな人間であっても迷ったり後悔したりしてはいけないのでしょうね。「患者を救う」ことが使命だと割り切るしかない。

 

「手加減できねえほうでな」ボスバトル2。
この槍の構えはかっこいいな〜。ブレイクするたびに弱点が変わるタイプのボスでした。戦闘中もよく喋るなあと思いました。

ねんちゃく糸で相手の行動を遅らせ、なるべく動かれる前にブレイクして戦いました。コウモリフクロウで物攻と物防を下げて、ついでにアーフェンに毒も入れてもらいました。最後はトレサが会心の矢で決めてくれました。ブログ見返したらアーフェン第2章でもトレサが会心の矢で終わらせていました。

 

テリオンとのパーティチャット。盗賊は酒場で情報を集めるという話でした。
さっきは一緒に飲む約束していたのに…! 笑

 

これまで見たパーティチャットの中でいちばん好きかもしれない。

 

オルベリク

とうとうエアハルトと再会です。
8年前のあの日、陛下のことも、エアハルトのことも守らなけらばならなかったんだっていう台詞、めっちゃよかった…。

思いのほかあっさり終わったな〜と思いましたが、オルベリクの目的はもともと復讐ではないし、揺らいでいた自らの剣の意味をすでに思い出していたから、もう迷うこともないのでしょうね。

リザードマンと戦う前、今も守りたい人がいると決意を固めるシーンで、これまでに出会った人のことを思い浮かべるのが良かったな〜。

 

「我が剣は守るもののために」ボスバトル2。オルベリク毎章ボスバトル2って書いている気がする…。

摩訶不思議の舞で全員毒になったけど、アーフェンがすぐにドクリミキの煙で治してくれました。他は…BPが減ったりもしたけどなんとかなりました。
オルベリクが挑発して、緊急回避を積んでいなしてもらっていました。テリオンのマジックスティーダガーでとどめ。取り巻きのリザードマンも大氷結魔法で粉砕してくれたし、テリオンは主人公だけあって強くなりすぎている感があります。

 

「この戦い、負けられぬ!」エアハルト戦。これは「試合」なのでオルベリクとの1対1です。
オルベリクのテーマのままバトルになるの熱かったな〜!

商人の戦法として、緊急回避を積んで相手の攻撃を回避しながら戦いました…。ブーストはほぼ回避を積むのに使い、あとは「ためる」を使ったり「たたかう」で地道に削ったり…など…。
これも戦術のうち…とは思うものの、直前に「この剣で受け止め」と言っていたのはなんだったのか…みたいな戦いになってしまいました…。

 

「試合」コマンドの時点で強さがずばぬけていてやばいな〜! と思いびびっていました。でも集金はしました。オルベリクが盗賊だったら「盗む」できたのかな〜。

 

「プリムロゼの目にかなうとは」っていうのがなんだかよかった!

 

にこにこしちゃう。
直前に見たアーフェンの章でのこのふたりの会話は、ミゲルの豹変ぶりに後悔し怒るアーフェンをオルベリクが落ち着かせ、こういう時はお互い様だと告げるものでした。まさに持ちつ持たれつって感じ。

 

これも好き。町を脅かしていたリザードマンたちだけど、彼らだって生きているだけ。そこに目を向けるオフィーリアの優しさと、自分の分も祈ってほしいと頼むオルベリク、どちらも素敵でした。

 

エアハルトと会ったことで迷いを払うことができた、剣を振るうために必要なことだと言うオルベリクと、そんなことを考えたこともない、生きるために盗んできたと言うテリオン。
トレサとのパーティチャットでは、オルベリクは剣ならいつでも教えてやると言いトレサは喜びます。

他の道もあったかもしれないけど、今この8人が一緒に旅をしているっていうのがなんだかいいなあと思えるパーティチャットでした。

 

ハンイット

冒頭からリンデがとってもかわいかった〜!
リンデはふわふわであったかく、本人(本豹)としても「毛並みが自慢のようで撫でられるのも満更嫌ではないらしい」そうです。オフィーリアも撫でたがっていました。

 

ハンイットの隣でくつろぐリンデも良きでした。

 

フロストランドの景色、本当に綺麗。

スサンナさんの話を聞いていて気づいたけど、ハンイットの物語はまさに「一の矢の失敗は二の矢の成功」の話なんですね。

スサンナさんにとってザンターは息子のようなもので、ザンターの弟子であるハンイットは孫のようなものだっていうの、あたたかだなあ。

 

あたり一面の雪景色を見たハンイットとトレサの会話。浪漫たっぷりの表現です。

 

師匠とのエピソードもよかった…。
ザンターの狩りの話を聞いているハンイットが「……わたし以外はたぶん信じない」って言っているところも素敵です。

 

「覚悟はもう決めている、来い」ボスバトル2! 直前のザンターとの回想シーンからエクステンドが始まるのよかった〜〜。

大陸の覇者のシャドウドラゴン戦で「威風堂々と構えた!」って出るのがかっこいいなってずっと思っていました。こちらを踏襲していたんですね! 弱点も同じな気がする。

「吹き飛ばす」でパーティメンバーを離脱させてくるのが厄介でした。毎回ハンイットが吹き飛ばされていました…。
最後はトレサが会心の矢で仕留めてくれて、めっちゃ狩人って感じ。ハンイットは吹き飛ばされたままだったけど、経験値はもらえたのでよかったです…。

 

このふたり、わりといつもこんな感じな気がする。

 

騎士の竜退治! 覇者のライオネルも同じようによく聞いていたのでしょうか。

 

スサンナさん、覇者に実装されたらいいのにな〜。サイラスが彼女を知っているようだったし学者かなとか、ヘンルーダ薬を作ってくれたから薬師かなとか考えるだけで楽しい。

 

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