3作品観てきましたよ〜!
わたしはどれもテレビで観たことがあって、どれも観たことがない恋人と一緒に観ました。
どれも同じような世代(第3〜4世代)だなあと思いましたが、ヒロインが全員違うので全部違うシリーズの作品なんですね。
観たときの感想そのままなのでテンション感がばらばらです。笑
幼いころに観たことがあってなんとなくあらすじは憶えているようなくらいだったので、この場面は印象的でよく憶えているなあって再認識したり、反対に改めて観て気づいたこともあったりして楽しかったです。
水の都の護神 ラティアスとラティオス
■ピカピカ星空キャンプ
同時上映を見るのは初めてかも。
ヨマワルがかわいかった。
良いストーリーだとは思うんだけど、人間が胸糞悪い話だから見返す勇気がなかったんだよな〜。再上映してくれたのはちょうど良い機会でした。
水の都の情景がとても素敵でした。ラティアスが出てくるシーンで流れる「謎の少女、再び(迷宮)」が本当によかった…。
ラティアスめっちゃかわいかったです。
街中でラティアスがサトシを導くシーンで、ラティアスが曲がり角でサトシを待ちながらステップを踏むのが本当にかわいくてよかった。
昔テレビで見たことはあったけど記憶は曖昧で、だいたいの話の筋とか、ゆめうつしで水の中を見せてくれるところ(めちゃめちゃ好き)や水平線みたいな場所でラティオスとお別れするのは憶えていたけど、何がどうなってあの結末になるのかを憶えていなかったので、だんだん話が進むにつれてあ〜あ〜〜みたいな気持ちになっていました(?)。
見返してもやっぱり悪役コンビのことは許せなかったです…。人間の身勝手さゆえにラティオスの命が失われたのに、どうして反省しないんだろう。登場人物たちももっと怒ってほしかった…。抗議してほしかった…。
でもそう思うたびに、エンディングの「ひとりぼっちじゃない」の歌詞が刺さるんだよな…。「憎しみがうずまく未来が僕らを飲み込んでも 信じ合い許し合える心 いつでもなくさないで」
わたしが大好きな超ダンのエンディングにも通じるところがあるので…うう…。
それと、こころのしずくは消えてしまったラティオスの魂であることが示唆されていました。「悪しき者がこころのしずくを使うとき、しずくも島も滅ぶ」という伝説が残っていたけど、島が滅ぶときにラティオス・ラティアスたちが身を挺してかばうだろうというのは想像できるわけで…そうするとよくできたこころのしずくの再生産システムではないのかと思ってぞわぞわしました。古代装置はラストで修復されていますし。
ラストで島にラティオス2体とラティアス1体が新しく飛来してきますが、幼いころに見たとき、いなくなってしまったラティオスの代わりはいくらでもいるんだっていうように思えてしまってなんだか悲しかったのを憶えています。
七夜の願い星ジラーチ
ジラーチもらえなかった! 残念!
■おどるポケモンひみつ基地
かわいかった〜!
どんなポケモンでも踊り出してしまう道具、これがあれば世界が平和になりそうだなと思いました。でも、なんだかすごいディストピアみたいになりそうな気もしました。
キモリがめっちゃ良いキャラだな〜。ロケット団に追われて逃げるときに、必ず一行のいちばん後ろにいてくれるのが素敵。
踊らまいと一生懸命でしたが、ミズゴロウとぐるぐる踊っているのもかわいくてよかったです。笑
ニャースとピカチュウが一緒に踊ったり抱きついたりしているシーンがあってにこにこしました。仲良くね。
秘密基地がすごく派手に壊れるので、楽しいだろうな〜と思いながら見ていました。
■七夜の願い星ジラーチ
これも昔テレビで見たことあります。アブソルが出てくるのとか、子守唄とか、ハルカのウィッシュメーカーとかは憶えてたんですが、逆にそれ以外はほとんど憶えていないことに気づきました。ジラーチってしゃべるんですね。そういえば「ファウンスに帰りたい」って言っていたのだけは記憶にありました。
序盤の紹介でラティアスとラティオスがアルトマーレを飛んでいるシーンがあって、胸が痛くなりました…。
ハルカが弟であるマサトを心配するシーンも、ラティオスたちのことを思い出してしまいましたね。つい先週観たばかりですから…。
サマヨールがロケット団を吹っ飛ばすときにおにびを使っていておぉーと思いました。
グラエナやキルリアもかっこよくてかわいくて素敵でした。
細部に出てくるポケモンたちも観ながら、自分って意外とちゃんと第3世代のポケモンたちのことが大好きだったんだな〜と出てくるポケモンたちを観ていて思いました。ポケモンを始めたのは第4世代からだけど、ポケダン探検隊で第3世代のポケモンたちともたくさん一緒に冒険したからかな。
本編で初めて遊んだプラチナ(第4世代)や、そのすぐ後に発売されたハートゴールド(第2世代のリメイク)を遊んでいた時期が長く、第3世代のポケモンとはあまり縁がないと思っていたからちょっとした発見でした。
バトラーが良い声すぎて、バトラーが何かしゃべるたびに「めっちゃ良い声…」って思っていました。めっちゃ良い声…。
子どものころはマグマ団のことや嘲笑われて見返したいという気持ち(が原動力となること)、何かを犠牲にしても自分の正しさを証明したいという気持ちをあまり理解していなかった気がするので、バトラーさんの背景は今回観て初めて知ったも同然だな〜と思いました。単に忘れてしまっていただけかもしれませんが。
バトラーがちゃんと恋人? 幼馴染? を大事にする人でよかった…。バトラーをずっと止めたくて止められなかったダイアンさん、バトラーがジラーチの力を無理やり利用しようとするのを見かねてジラーチを逃すことを決心したダイアンさんの胸の内を思うと感情が溢れてくるので…。
ダイアンだけは自分のことを理解してくれていると思っていたのに、グラードンを復活させればダイアンも自分のことを本当に理解してくれるはず、って言うけど、ダイアンさんはバトラーのことをずっと理解していたからバトラーを止めたんですよね。そしてそれを心のどこかではバトラーもわかっていたんじゃないかな…。
ポケモンの映画はポケモンを観にいくので、人間のことはあんまり気にしないんですが、このふたりはなんだかすごくよかったな、と思います。罪を償って、その知識や行動力をうまく使っていってほしいなと思います…。
そしてジラーチって、千年彗星から得たエネルギーを千年の眠りの間に大地に還元しているんですね。ファウンスの森はジラーチが育てたもの。そうなんだ…。
ファウンスでフライゴンとボーマンダが戦うところも好きだったな。マグナゲートでもこういう感じの岩場みたいなところでボーマンダに追われたなと思い出してどきどきしました。
フライゴンとボーマンダはのちに共闘していたのもアツかったですね。
マサトとジラーチとの出会い、そして別れるまでの日々がすっごくひと夏の冒険って感じで、爽やかで素敵でした。
別れを悲しむマサトに、サトシがかけた言葉も印象的でした。ジラーチにとって千年はあっという間で一瞬のことなのかもしれないけど、こうしてマサトたちと過ごした七日間は、ジラーチにとってもマサトにとっても、きっとそういった一瞬とは違うんじゃないかな、っていうの。
ディアルガVSパルキアVSダークライ
自分が見たポケモン映画の中ではいちばん好きです。これは思い出補正を含みます。
始まりのこれまでのあらすじ的なところのBGMがすっごく懐かしかった。ルカリオ、伝説のポケモンたちと肩を並べていてすごい。マナフィがかわいすぎて開始数分で泣きました。
オープニングのバトルも良かったな〜。ポッチャマとエンペルトがかわいくてかっこよくて素敵だった。
わたあめを買うシーンがあったけど、今だったらペロッパフがアイコンとかで出てきそうだなあと思いました。
オラシオンの草笛はすごく憶えていたけどそれを誰が吹いているのかは全然憶えてなかったな。アルベルトって人がベロベルトを使うのは憶えてたんだけど。そのアルベルトの声はジラーチのバトラーと同じですね。毎作品出てらっしゃいますよね。
サトシが悪夢を見るシーンあったんだ…。「キミにきめた!」を思い出しました。
ダークライが10作目、「キミにきめた!」が20作目…だからなのかはわかりませんが、「キミにきめた!」のエンディングでオラシオンのテーマが使われていたんですよね。
夢の中でナエトルを出そうとしても出てこないっていうのが、ポケモンのいない世界の夢だった「キミにきめた!」を思い起こさせてどきっとしました…。ピカチュウが助けてくれるのも同じ。
観る前に恋人にたずねられてダークライはしゃべらないと思う、と答えていましたが、普通にしゃべりますね! 笑 こういうところなんで憶えてないんだろう…。
音盤で時空の塔を鳴らすのはよく憶えていました。
オラシオンの演奏の際に、パチリスとピカチュウの電気を借りるのも憶えていました。パチリスの電撃って青色なんだ、って思った記憶があります。
終始ダークライがかっこよかった〜。ダークライの設定的には、神と呼ばれるような時間と空間を司る2体を相手取るのはさすがに分が悪いんじゃないかな、と今なら思いますが、この映画があるから十分戦えるんだなと思うし、ダークライ強くてすごいな〜と思います。
ダークライが2体の攻撃を受け止めて消えるときの紫色の光、悲しいほど綺麗だな…。
それにしても、出会うはずのない2体が出会ってしまったのはなんでなんだろう…。のちの映画で語られるんでしたっけ…?
ポケダンならまちがいなくダークライが出会うよう仕組んでいて世界の崩壊とかを目論んでいそうだなと思いました。
最後にダークライが姿を見せたときの不滅感や威圧感がいいな〜と思いましたが、少し妖しい雰囲気だったし、なんで無事だったんだろうとは思うし、未来のアラモスタウンで起きること知っていた(からゴーディに夢で伝えることができた)のはどうしてだろうと思うし…。
今回の件でいちばん得をしたのはダークライな気もするから、ダークライが本当に黒幕で、それに誰も気づいていないというオチでも面白いな〜と思う大人になってしまいました…。忌み嫌われていたダークライが街を守り抜いたことで、信頼を得てその権威を高めただろうなあとは思うので。
とはいえアラモスタウンで名声や権力を得たとしても程度は知れていますし、そもそも一途で強くてかっこいいダークライが好きなので、まさかねって程度の妄想ですけれど。