さいごのぼうけん

遊んだゲームの記録。ネタバレ注意です。

オクトパストラベラー 大陸の覇者 プレイ日記12 「激情」

これまでのぼうけん:
幸せになれるのか? 

 「名声を極めし者 第2章」続きです。

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シュワルツさんは鍵を探すと言って、小屋を調べにいきました。
ここに来る前に見たけど何もなかったような…と思いつつ着いていく。

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中でアーギュストの手記を見つける主人公。さすが盗賊、お手のもの。
それはアーギュストの拷問の記録でした。罪なき人を好奇心で殺しては庭に埋めていたようです。メイドがころころ変わるのも、やっぱりみんな殺されていたから。
アーギュストの所業を目の当たりにする主人公に、引き返すなら今だと忠告するシュワルツさん。またも選択肢ですが、シュワルツについていくことを選びます。
シュワルツさんが本棚の裏に隠されていた別邸の鍵を見つけ出し、中へ。

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視点は変わってフランセスカ。アーギュストに会いにきたところに、ミハエルも来てしまう。
アーギュストは突然我が子を失う哀れな父親の話を書いているが、彼の悲しみが分からず良い展開が浮かばないと言い、「ちょっと、その子供を殺してもいいかい?」と問いかけます。無言で我が子を抱きしめるフランセスカ。
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アーギュストは冗談だと流し、ふたりを帰します。

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その後やってきたメイドをアオジサイという猛毒で殺めるアーギュスト。倒れたメイドの顔色が変わっていく表現が細かかった…。
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それでもまだ刺激が足りない様子。
窓の外からミハエルの笑い声が聞こえ、そちらを見やるアーギュスト。

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視点は戻って主人公たち。アーギュストの部屋も入ることができた。 書きかけか書き損じかわからないけど原稿らしき紙が散らばっているのもそれっぽいな。
アーギュストは紫のイメージ。初遭遇の劇場の印象から始まり、服の色もこの部屋の色も紫。紫は高貴な色であると同時に「死」を表す色でもあると幼い頃に読んだ推理小説に書いてあって、それ以来紫色を少し苦手に思っていたことを思い出した。今は平気になったけど。
さっき通った庭とかこの部屋とか、アーギュストの所業を知ってしまうと恐ろしい…。

この後シュワルツさんと主人公は息子を探すフランセスカと鉢合わせ、母を呼ぶミハエルの叫び声を耳にします。上だ! とシュワルツさんが先導し、共に向かう一行。

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アーギュストと倒れているミハエルを見つけ、ミハエルにかけよるフランセスカたち。
ミハエルに毒を飲ませたというアーギュストは、解毒剤はフランセスカのネックレスの中に一つだけあると告げ、自分も毒を飲むことでフランセスカに選択を迫ります。"ジェンニッシュの絞首台"のとおりに。
「フランセスカ、君の演技を初めて見たとき思った
 この役を演じられるのは君しかいないと
 教えてくれ 君の答えを……」
このためだけにフランセスカとの関係を続け子を設けたんだという意味なら、恐ろしすぎる。
シュワルツさんは必死になって説得します。
その甲斐もなく、フランセスカが選んだのはアーギュスト。
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フランセスカはアーギュストに解毒薬を飲ませようとしますが、アーギュストは解毒剤がもう1つあったのを忘れていたと言い放ち自分で飲みます。崩れ落ちるフランセスカ。
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シュワルツさんがフランセスカのネックレスの解毒剤を奪い、ミハエルに飲ませます。なんとか間に合ったものの気を失っているミハエル。
ここの一連の流れ、シュワルツの主張がちょっとくどい感じがした。言っていることは正しいし、シュワルツさんは妻とフランセスカを重ね合わせているんだろうから仕方ないのかもしれないんだけど。なのにうるさく感じちゃうのはなんでなんだろう…。

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実の息子と愛する男の二択でアーギュストを選んだのを機に、たがが外れたかのように態度を豹変させるフランセスカ。愛なんてなかったと分かったといい高笑いするものの、力なく座り込んでしまいます。
「壊れてしまったね 素敵だよ、フランセスカ
 君は刺激的な最高のパートナーだった」
そう言い残し、次の劇が纏まったとこの場を後にするアーギュスト。
追おうとする主人公たちですが、フランセスカが立ちはだかります。
「いいえ……私はっきり分かったの
 アーギュスト様こそが私の人生……
 あの方のためなら何だって喜んで捨てるわ」

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フランセスカと戦うなんて…。
ドレスが綺麗だな、みたいなこの場にそぐわないことを考えてしまう。
「クソッッッッ…………食らえだわ!!」など、直前の会話での台詞とともに技を出してきたのが印象的だった。ボスというものはみんなそうなんだろうけど、フランセスカの場合はそれまでとの落差がすごかったのもあり…。

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バトル後、力尽きるフランセスカ。今まで対人間のバトルで相手を殺しているのか気になっていたんだけど、やっぱり命を奪わざるをえないってことなのか…。
フランセスカがごめんなさいと言い出すものの、それはミハエルへの謝罪ではなくアーギュストの役に立つことができなかったことに対するもので、哀れなまでに一貫していていっそ清々しい。
シュワルツは最期にあの子に言い残す事はないかと問いかけるものの、べつに……とフランセスカ。
ただ、最期の一瞬に何かに気づいたように「あ……」と言い残したのが気になる。今更息子に言葉をかけようとしたわけではないだろうけど、何を言おうとしたんだろう。

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自らと我が子を捨てるほどの価値がアーギュストにあるのかというシュワルツさんの意見には賛同できる。きっと当事者にしかわからないことだけど。
ミハエルのことは知り合いに頼むといい、もう関わるなと主人公に忠告します。シュワルツさん自身は、劇場で待っていると言ったアーギュストを追うようです。

シュワルツさんは名声に結論づけようとするけど、アーギュストが求めているのは果たして本当に名声なのか?
アーギュストにあるのは純粋な演劇への希求というか…芸術のイデアみたいなものをアーギュストは見出していて、それをどうにかこうにか現実世界に落とし込んで表現するためにもがいているように見えるんだけどな。その欲望がなまじ純粋なためにタガが効かずどこまでも道を踏み外してしまうというか。

だがまあシュワルツさんが名声と言うならそうなんだろう。

自分の劇が表現したものの価値を、自分が受ける名声で答え合わせしているのかもね。

 「名声を極めし者 第2章」はここまで。
どの章もあまりにも展開が暗く進めるのが苦しい…けど、乗りかかった船なのでなんとか進めていきたいと思います…。

 

つづき

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