さいごのぼうけん

遊んだゲームの記録。ネタバレ注意です。

グノーシア プレイ日記1 「船上にて」

f:id:chapter_final:20210127171230j:plain
グノーシアは嘘をつく。
人間のふりをして近づき、だまし、人間達を消し去っていく――

 

1月もとうとう最終日です。
いつもご覧くださりありがとうございます。ブログは見てくださる方あってこそですね。

今月中にどうしても記事を書きたかったのが、この『グノーシア』
Among Us が時めく今、一人用の人狼ゲームを始めました。
舞台はなんと宇宙船の上です。
休みの日に徹夜して、夢中でエンディングまで進めてしまった。

人狼ゲーム自体はやったことがあってルールもわかっているのですが、ライトにやりたいなというのとストーリーが気になるなと思って遊ぶことにしました。

友達とやったことは何回もあるけど、ギスギスすると嫌だし雰囲気を支配されるとつまらなくなるし。あと時間もかかったりするから面倒なんですよね。
あんまり考えすぎずに気楽にやりたいという方針です。

 

ゲームを起動すると、「困難を乗り越えて、星の世界へ」というメッセージ。
f:id:chapter_final:20210127173952j:plain
f:id:chapter_final:20210127174008j:plain
スタート画面とクレジット画面。
なんだか神秘的だ。孔雀なのかな。誰なんだろう。
「しねきゃぷしょん」のフォントはよく見る気がする。

 

f:id:chapter_final:20210127174404j:plain
f:id:chapter_final:20210127174625j:plain
セーブスロット選択とプレイヤー登録。
セーブスロットに登場人物(たぶん)が割り当てられているのってめずらしいというか不思議な感じがする。
プレイヤー登録では名前の他に性別と好きな色を決めることができて、能力値を自由に割り振ることができる。
主人公の名前はゲームごとに考えていますが、考え付かなかったので適当に決めました。
性別は「男」「女」「汎」から選べる。「汎性(はんせい)は後天的に選べる性であり、無性とも呼ばれ、男女の身体的特徴を排除している場合が多い」とのこと。
近未来的…ということなのかな? 汎性は後からでも選べるということなのかなと思ったので女にしました。好きな色は初期だと赤になっていますが、12色から選ぶことができます。赤が好きなのでそのまま赤にしました。どんな意味があるんだろう?

能力値は悩んでこんな感じにしましたが、1とか2の差がどれほどの影響になるかわからないのでもっと適当で良かった気がする。
f:id:chapter_final:20210127175734j:plain
人狼ゲームって、論理的に考えることが必要なのはまちがいないですが、さらに相手の感情に訴えることも必要だと思うんですよね。わかっていても伝えきれなかったり信頼されなかったりしたら意味がなくなってしまう哀しさがあります。
まあわかんないけど! とりあえずやってみましょう!

 

f:id:chapter_final:20210127180046j:plain
開始後すぐ文字の羅列。すごい勢いで下から上へと文字が流れていくので、特に何の情報も追えなかった。一応スナップショットは撮っておいたけど最後まで見返すことはなかったし、この時点で拾えなくても大丈夫な情報だった。わかれば興味深い内容。
f:id:chapter_final:20210127182216j:plain
顔を覗きこまれたずねられている。発言できる機会のようだ。
f:id:chapter_final:20210127182314j:plain
「発言する」コマンドが出ているタイミングで選択肢を選べるみたい。
全然わからない、と返事をした。
…だろうね。こんな旧式の促成学習じゃ。言葉が通じるようになっただけでも、一歩前進かな。」と返されます。えっなんなんだろう。
セツは主人公を起こし、皆が話し合っているというメインコンソール室へ案内してくれるようです。
f:id:chapter_final:20210127182658j:plain
紅い瞳が綺麗だと思う。
f:id:chapter_final:20210127182759j:plain
行く途中で、人類は消滅すべき存在だと思うかどうかたずねられました。
「発言する」コマンドが出ているときは選択肢を選べるけど、発言しないこともできるようで、何も答えずにいたら変なことを聞いたと謝られました。
そして、これから会う3人のうち、ひとりは人間ではないのだと忠告してくれます。

 

その3人がこちら。
f:id:chapter_final:20210127183035j:plain
f:id:chapter_final:20210127183057j:plain
f:id:chapter_final:20210127183115j:plain
セツも結構カラフルだなと思っていたけど、もっとすごいな〜。

どうやら主人公は記憶を失っていたらしい。セツの「言葉が通じるようになった」という発言も納得である。あの字幕はこの世界の常識を叩き込むためのものだったんだろう。
f:id:chapter_final:20210127183408j:plain
ラキオは記憶を失ったと言っている主人公を怪しく思っていて、敵だと判断しているらしい。
f:id:chapter_final:20210127183533j:plain
だけどセツは自分を庇ってくれていて、もし主人公が敵ならもっと上手く周囲に溶け込んでいるはずだと主張する。グノーシア汚染された者が記憶を失ったふりをした例はない、とも。
「グノーシア」「捕食者」あたりがキーワードかな。
ジナもそれに同意し、考えることを放棄しているようなSQに言われるがまま投票を行うことになった。
投票の時間ではスクリーンに船内にいる人が表示され、誰かを選ぶ。人狼ゲームで、昼のターンに話し合って処刑する人を選ぶのと同じ要領のようだ。

f:id:chapter_final:20210127183813j:plain
あからさまに疑ってくる人はむしろ怪しくないと思って適当に選んだけど、ラキオ以外の3人がラキオに投票したことによって決着がついた。
……何のつもり? 君たち、僕がグノーシアだとか本気で思ってるの? 救い難い連中だね全く」とラキオは弁明(?)しますが、ジナに結果は結果だとたしなめられ、コールドスリープ室へ移動することになります。
f:id:chapter_final:20210127184539j:plain
この移動までのラキオの捨て台詞はすごい。流れるように台詞が進んでいく。
たぶん命乞いではなくて純粋に悔しいんだろうな、と思う。論理を最重視するタイプっぽい。
投票で決められた人は処刑されるわけではなく、コールドスリープすることになるようだ。ふたたび目覚めるチャンスがあるということだろうか?

f:id:chapter_final:20210127184740j:plain
セツの目の色本当に綺麗だな〜。
余談ですが、セツの目はいちいち気にしてしまうのにジナがオッドアイだということは最後の最後、このゲームの結末を迎えてからしばらくしても気づかなかった。光の加減だとずっと思っていた。

セツはコールドスリープを見届けると言い、主人公は宇宙船の擬知体LeViに案内されて部屋に向かうことになりました。擬知体というのはおそらく高度なAIみたいなもの。おそらく。

LeViはレビでいいんだろうか?
新約聖書に『マタイによる福音書』というのがあって、このマタイという人物がレビという弟子と同一人物であるとかないとかそういう話があるらしい。詳しくないですが…。あとは旧約聖書にも同じ名前の人が出てくるし、「レビ族」「レビ記」というのもあるらしい。よくある名前なんだろう、たぶん。
進撃の巨人のリヴァイ兵長も同じ綴りですね。

部屋に着くと姿は見えないがLeViに話しかけられる。快適な船旅のために案内役を務めているのだそうだ。船の管理をしているんだろうから、スピーカーとかから音声を発しているんだろう。
この船は10分後に空間転移を行い、その際は意識を保つことができないので怪我しないようベッドに横になっておいてほしいと言われた。

そこへやってきたのはSQ。
SQって何かのコードネームなのかな。
f:id:chapter_final:20210127200148j:plain
能力値のうち、ロジックの数値がバックログで確認できる行数となるという説明が入る。面白い仕組み。バックログを見てみたけど、ロジックが低いのでこの直前の会話しか表示されていない。

覚えていないと答えると、そりゃそうだと笑われる。
SQは、セツがやけに主人公に親切でよく知ってるみたいな感じだと指摘し、グノーシアは嘘をついてヒトを騙したり取り入ったりするからムヤミに信じるなと忠告しました。
ふーん。わざわざ教えてくれるなンてSQもだいぶ「親切」だね (この口調はラキオの真似をしたつもり)。

LeViが空間転移3分前だと促す。
SQはなんだったら一緒に寝ちゃう? と誘うが、LeViにグノーシア対策規定上それは認められないと言われ、「生きてたらまた明日ねー」と言い残して帰っていった。

f:id:chapter_final:20210127202136j:plain

 

つづき