これまでのぼうけん:
「わたしは あなたの……。」
ポケダン救助隊DX #9
主人公こそ、キュウコン伝説で語られるパートナーを見捨てた人間でありそのせいで世界に異変が起こっているのかもしれない。
その疑念を晴らすべく、主人公とパートナーはふたりきりで逃避行の旅に出ることになった。
真実を見つけてこの町に戻ってくることを誓って。
次の日の明け方、主人公たちは準備をして旅立つ。
危険な旅になるということで、仲間を連れていくことはできない。
町のみんなはまだ眠っている。
が、施設を利用することはできる。器用。
みんなが主人公たちのことを思って寝てるフリをして相手をしてくれているのかなと思ったけど、その後の反応的には本当に寝ているっぽいな。特になにも明かされず、主人公のことを本気で疑っていたっぽいので。
ペルシアン銀行。いつも通りサービスのアイテムももらえる。
これから旅立つため依頼を受けてもこなせない、と掲示板を見ることはできない。
このエリアに来ても意味がないためか、トンネルは埋まっている。
ひととおり町の様子も見たので、出発する。
自分は何者なのか、真実を見つけるまで逃げ延びることを決意する主人公。
そこへキャタピーちゃんやトランセルくん、ワタッコたち、ディグダが見送りにやってくる。
今までアンダンテが助けた彼らは、主人公のことを信じてくれているようだ。
ペリッパーもやってきて、激励の手紙をポストに入れてくれた。
「アバヨ! しばらくサヨナラだ。
でも また手紙を運べる その日が来るまで……
オレは いつまでも待ってるぜ。
- さすらいの郵便屋さん ペリッパーより - 」
救助隊ほどペリッパーの魅力が輝いている作品はないんじゃないかな。
手紙といえば、超ダンでは主人公とパートナーが調査団に入るべく今まで暮らしていたおだやか村を旅立つとき、村のみんなが手紙をくれるイベントがある。それまで調査団をめざすことに反対していた大人たちも、実は認めて応援してくれていたってことがわかって、BGMの良さもあいまってめちゃめちゃ好きなシーンだ。
自分を信じてくれるポケモンたちに見送られて、ふたりは出発する。
「ボクたち ぜったい もどってくるよ!」
こうして ユラたちの……
果てしなく つらい旅が 始まりました
切り立った山を越え……
燃える野原を乗り越え……
しかし ユラたちは 泣きごとも言わず……
遠く そのまた遠くへと 進むのでした
道中でも自然変動のきずあとを目にする。
早く救助活動に戻りたいふたりだけれど、今は追っ手が迫る状況。ひたすらに逃げるばかり。
群青の洞窟というダンジョンを抜け、先には炎の山が待ち構えていた。
まだまだ追っ手を振り切ることはできない。他に選択肢はなく、ふたりは意を決して炎の山に入っていく。
追っ手の話だと、炎の山は未踏の地のだそうだ。ここで怖気付くポケモンも多く、行く勇気があるものだけで追いかけることが決まったらしい。
関係ないけど、ヒトカゲであるパートナーが火山にビビっているのはちょっとおもしろいな。主人公はイーブイだから適応できそう。
炎の山に進む際は、岩の横穴というサブダンジョンに行く選択肢もあってここでレベル上げやアイテム集めができるということみたいだ。
頂上。
この山を苦しめているのはオマエたちなのか、という声と共にボスが現れた。
マグナゲートや超ダンだと、ビリジオンだけが仲間としてピックアップされていたりエンテイだけ本編でバトルの機会があったりと割と自由な感じだけど、ここは順当にファイヤーがボス。
「山の怒りは わたしの怒り!
わたしの名は ファイヤー! 炎の化身!
山を荒らすものは ゆるさない! かくご!!」
サンダーみたいに炎の司 (ほのおのつかさ)! とか言い出さないんだ。
それにしてもどいつもこいつも話聞かないな。
逃避行に入って初のボスバトル。
気合をいれていきます。
つづき