これまでのぼうけん:
最後まであきらめないのがアンダンテの誇り。
ポケダン救助隊DX #17
いよいよマグマの地底に挑む。
「なんか ところどころに よう岩が流れてるし……
この感じだと ダンジョンの中も そうとう暑そうだね……。」
ヒトカゲ的にはむしろ喜ばしいことなんじゃない? 炎の山のときも似たようなことを思ったな。
FLBのリザードンとバンギラスが倒れているのを発見。
フーディンを探しに先に進む。
フーディンは先でグラードンと戦っていた。
グラードンは主人公たちのことも敵だとみなし、襲いかかってくる。
グラードン戦ってやっぱり探検隊のきりのみずうみでのバトルが印象的だ。
バトルではグラードンのとくせいひでりで天気が「ひざしがつよい」に変化するほか、「マグマ」という天変地異が発生しフロアにマグマが吹き上がる。大地がゆれて立っている場所が変わってしまう上、マグマにふれるとほのおタイプ以外のポケモンはやけど状態になってしまう。
マグマは場所移動後にターン経過で出現しますが、吹き出る場所はあらかじめわかるようになっているので避ければいい…んだったはず。
ひでりの恩恵を受け、やけども無効のパートナーが強かったような気がする。仲間も倒されずに守り切れたんじゃないかな…たしか。
キャンプにまだいないポケモンとか有用なすごわざ持ちのポケモンはなるべく連れて帰りたいし、枠がいっぱいで別れたポケモンもいるので、ダンジョン内で仲間になったポケモンがボス戦で倒されてしまうことほど悲しいことはない。
グラードンを倒すと、FLBが無事帰ってきました。
広場へ戻ると、すでにペリッパーが号外で知らせていてくれたらしくポケモンたちが集まっていた。
毎度思うけどペリッパーはいつの間に情報を仕入れているんだろう。本業は記者じゃなくて郵便屋だと思う…けど。
フーディンに、アンダンテは一流の救助隊だと告げられ涙するパートナー。かわいい。
カメックスには「グラードンを倒したワリには泣き虫なんだな」と笑われる。微笑ましいやりとりだ。
そこへ、広場中のポケモンに向けてどこからか呼びかける声。
この声はネイティオだ、と気づくパートナー。
精霊の丘から、おそらくすべてのポケモンたちに向けて警告のメッセージを送っているようだ。ネイティオは、空から巨大な星が接近してきており、真っ直ぐこちらへ向かってきているのだと告げる。
この星の描写があまりにも綺麗で感動してしまった。
救助隊DXは、ポケモンたちもアイテム等も背景も、まるで絵本のようなやわらかい描かれ方をしているのが印象的。この星もその例に漏れず水彩画のようで、それでいて禍々しい雰囲気が感じられるのがすごい。
さらにネイティオは、今まで起きてきた自然災害はこの星が少しずつ近づいてきていたせいなのだと続けた。そしてこのままだと星は大地に衝突し、大変なことになると言う。
星の衝突を防ぐ方法をたずねるフーディンに、天空から星を破壊するようレックウザに頼むしかないと答えるネイティオ。レックウザははるか大空にすむ伝説のポケモンであり、だれも見たことがない存在。大空に行くには、増幅させたネイティオとフーディン2匹のテレポートでポケモンを天空へ飛ばす方法が考えられるが、雲の上の世界では飛ばされたポケモンがそのあとどうなるかはわからない。
それならばと名乗り出るアンダンテ。フーディンもアンダンテしかいないと思っていたと言ってくれるものの、雲の上の世界に行くことを心配する。それでもアンダンテの覚悟は揺らがない。
ネイティオはこれからフーディンとテレポートを増進させる方法を話し合うと言い、出発は明日なのでそれまで休むようアンダンテに告げた。
以降は準備の時間。ダンジョンに行くことはできない。
プクリンの激励の言葉が良かった。
「レックウザが どんなポケモンが わからないけど……
でも キミたちなら きっと なかよくなれるよ!」
その夜、主人公は悪夢にうなされる。正体はゲンガー。
ゲンガーは主人公も昔人間だったとは驚いたと言い、どうせろくでなしに決まっているからシッポをつかんでやると、ゆめくいで主人公の心を見抜こうとする。自分がそうだからっていっしょにするなよ。
しかし謎の光に阻まれ、退散するゲンガー。
ゲンガーが去ったと同時に主人公の苦しみは抜けていき、夢の中にはサーナイトが現れる。
サーナイトはとうとうすべてを話してくれるのだった。
つづき