さいごのぼうけん

遊んだゲームの記録。ネタバレ注意です。

*マガイマガドが好きです

真実は目前

これまでのぼうけん:
だれもいない場所を求めて。でも真実も求めてほしい。

ポケダン救助隊DX #11

逃避行の旅は続く。
炎の山でファイヤーを打ち倒し、やってきたのは樹氷の森。森を守るフリーザーとバトルし勝利を収めるが、フリーザーは主人公とパートナーを敵と見なしたまま話を聞いてくれない。
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フリーザーがふたたび攻撃の構えを見せ、ふたりは危うし…というところで間に割って入ったポケモンがいた。
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森に入る前に主人公たちを見つめていたポケモンアブソルだ。
アブソルは、主人公たちのいうことに偽りはなく自然変動は今至る所で起きていることを説明してくれる。アブソルには「自然変動をキャッチする力」があり、しかも「今回は今までに感じたことのない特別なもの」だそう。
フリーザーはアブソルの言葉に納得し、これ以上自然変動が広がらないよう食い止めることを主人公たちに約束させると、森を通ることをゆるしてくれた。
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アブソルへの信頼感がすごい。
ファイアーの時も思ったけど、ここを通りたいだけなのに、そして世界的な自然変動のことを教えてあげただけなのになんで自分たちがそれを食い止めることを約束させられなければならないんだろうね…。別に誰かに言われなくても、わたしたちは救助隊だから、自然変動を食い止めることをめざすんだけどな…。

アブソルは自然変動を食い止めるため、主人公たちに協力を提案。
信頼していたはずの町のポケモンたちから見放され、ここまでふたりきりで戦ってきた主人公たちにとって、ようやく自分たちの行動を誰かに認めてもらえた瞬間。
アブソルは「しぼりだす」のすごわざを持っていた。

かくして…
樹氷の森を越えた ユラたちは……
さらに北を目指しました
そして 先に進めば進むほど……
厳しさも 増していったのです

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この先何があるのか、本当にこれでよかったのかと不安になる主人公。
パートナーも同じようで、とうとう誰もいない場所に来てこの先何もない感じがする、もうかなりヘトヘトで自分たちはどうなってしまうんだろう、と主人公に問いかける。
だいじょうぶ。なんとかなるさ!」と「わからない……」という選択肢。
楽観的な主人公が好きですが、この主人公はどうやら結構シビアに考えるようなので「わからない……」を選択。
パートナーは不安にさせるようなことを言ったと謝り、たとえ先がわからなくても歩けば道は開ける、これからも主人公を信じるしついていく、と言ってくれた。
その言葉を聞いて自分を信じようと思えた主人公だが、次の瞬間めまいに襲われる。
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どこかで聞いた覚えのある声が聞こえてきた。「……ついに ここまで……」。
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現れたのはサーナイト。その姿は主人公にしか見えないよう。
サーナイトはここからもう少し進んだところにある氷雪の霊峰という山脈があると言い、その頂上の奥にキュウコンがいることを教えてくれた。キュウコンは主人公たちが来るのを待っているそうだ。
あてもなくだれもいない場所をめざしていたら結果的にキュウコンに会える道を進んでいたなんて。これも運命なのかな?


主人公はパートナーとアブソルにいきさつを説明する。
キュウコンに会うときが目前に迫り不安になる主人公をパートナーが励ます。
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パートナーは、主人公がサーナイトを見捨てたひどい人間だなんてことはありえないと言い切った。なぜそこまで信じられるのか問う主人公に対し、ちょっと前はうたがったこともあったしどうしてかはよくわからないけど、と前置きして次のように告げる。
でも…とにかく ユラは いいヒトだし……
 ボクが救助隊をやりたいと 思ってたときに…
 小さな森で ユラに 出会った……。
 思い返すと その時から なにか ピンとくるものがあったんだ。
 ほんと不思議だよね。 でもボクは ユラを信じるよ。
主人公は今までパートナーに支えられ救われてきたと思っていたけれど、パートナーも主人公と出会えたことが運命のようだと思っていてくれたんだね。

 

ここからは本当に感情の整理で、他のポケダンの致命的なネタバレを含みます。

ポケダンにおいて、主人公とパートナーの、「おたがいがおたがいでなければならなかった」という関係が好き。主人公もパートナーも、ひとりでも、他のだれかとでもこの冒険は成り立たなかったであろうという運命的なめぐりあわせが好きなのだ。
記憶を失い、ポケモンの世界で右も左もわからなかった主人公が、おおらかで優しく他者のために助けの手をさしのべることをいとわないパートナーのようなポケモンと出会えたことは奇跡に近く、彼と出会っていなければここまで真実に近づいていないだろう…とも思う。そして精神面においても、多くのポケモンから信じてもらえずつらいときに、そばにいて主人公のことをひたすら信じ続け励ましてくれていたパートナーの存在に救われていたことは間違いないけれど、同じようにパートナーも主人公と出会ったことで夢を叶えることができ、その存在に少なからず支えられていたとしたらいいなと思うものだ。

探検隊のパートナーは、いつだって主人公が臆病な自分に勇気をくれると思っていた。しかし同時に主人公は、信頼できるパートナーがいなければ使えないはずの「じくうのさけび」を出会った当初から発動させていた。そしてパートナーの探検隊になりたいという夢へのひたむきさや心の底にある勇気をずっと信じていたようにも見えた。

マグナゲートのパートナーは、臆病だった探検隊のパートナーとは異なり、自分で自分の夢を叶えようとひとりでも行動できるポケモンだった。彼女(公式のPVの印象が強く、自分のパートナーもピカチュウのおんなのコにしていたからその思い出が強い)はその強さで主人公たちをひっぱり「ポケモンパラダイス」を作るという夢を実現させていくが、一方で自分がこれまで孤独であったことや自分ひとりではパラダイスを作ることはできなかったという心情を吐露してくれる。この物語は主人公以外にも人間がポケモンの世界にやってきていたことが語られるけれど、主人公だけが世界を救うことができたというのには最初にパートナーに出会えたことが大きいんだろうと思う。彼女(彼)と仲間を増やしながらパラダイスを開拓していく中で、ムンナ一味にも負けない仲間への想いや逆境でもあきらめない精神を強くしていくことができたんだろう。

超ダンのパートナーは良くも悪くも無邪気。これまでのパートナーの中ではいちばん破天荒で、突拍子もないことをやらかす。他の子どもたちからは少し浮いていて、主人公とも衝突しかけるがそれを乗り越えて絆を深めていくコンビで、憧れの調査団に入ることができた。
この作品の主人公とパートナーは4作品の中では唯一の「出会うべくして出会った」ふたりだ。おたがいの記憶は持たない状態ではあるものの、太古の昔から生まれ変わって、かつて失敗したダークマターを倒すことを使命としていた。前世の記憶は封じられていながらも使命に気づきダークマターへの猛攻を見せたパートナーが、前世と異なりダークマターを本当に消滅させることができたのは、ダークマターの存在を「ゆるす」ことができたのは、この世界でポケモンたちが「ゆるしあって生きている」ということを主人公が教えてくれたからだ、とさいごに教えてくれる。

「どうしたってこのポケモンの世界ではひとりで生きていけないであろう元人間の主人公」と「夢への強い思いはあるがひとりではそれを叶えられなかったかもしれないパートナー」が出会って影響を及ぼしあってふたりのものとして夢を叶えていく話の流れが好きなんだ〜、ポケダン

本当に関係なくなっちゃったけど、思い出して大好きな超ダンのパートナーのセリフを書き留めて今回は終わりにする。主人公の名前はターニャ。
この世界は いろんなポケモンたちが ささえあっている。
 ゆるしあって 生きている。
 わがままだった ボクに それを 教えてくれたのは……
 ターニャ……キミだよ。
すごく楽しかった。
 自分の夢に向かって……
 ターニャに会えて……
 まっすぐに進んで。
本当に ありがとう。
 みんなみんな ターニャのおかげだよ。
ボクは 元気!
 いつまでも元気だよ!
 だから ターニャ!
 お願いだから……泣かないで!

 

つづき