クリアしました。
自我を持つロボットと人間が共に生きる世界を描いた、サイバーパンクアドベンチャーです。
主人公は探偵のレックス。
事件を解決しつつ酒に溺れる日常を送っていました。
ネオンが煌々と輝き続ける都市。
バスやタクシーがふわりと上からやってきて高速で空中を駆け抜けていくのがとても近未来的でした。
相棒(?)の猫ウィリアムを操作するパートもあります!
おばけを怖がるロボット…。
このBB-Xもまたレックスの相棒的立ち位置の存在です。
最初の殺人事件。
ウィリアムが証拠を回収してきてくれてとっても優秀です。
この回収フェーズはのちほど自力で(ウィリアムを操作して)体験することになります…。
猫たちにも派閥があり、闘争があります。
怪しげなバーとサイドミッション!
猫たちのナイトパーティ。この部屋に近づくだけで漏れいでる音が聞こえてきてちょっとおもしろかった…。
空飛ぶバス。
バーで失踪ロボットの捜索を依頼されたことから、レックスが長年追い続けてきた連続殺人鬼にまつわる事件が幕を開けます。
ロボットと飼い犬との絆。
水力発電所地区。ここも独特の雰囲気があって探索している感がありました。
ウィリアムは本当に優秀です。
このゲームは謎解きというよりもパズルが多く、推理パートもパズルによって進みます。
そのため推理できなくてもパズルができればストーリーは進んでいきます。もちろん、プレイヤーが頭の中で状況を整理し今後の展開を予想して楽しむこともできます。
どこかで見たような少女。ちなみに右のロボットはナンコといいます。
あのバカ(ウィリアム→レックス)、あのクソ猫(レックス→ウィリアム)とお互いに呼び合っていて、でも信頼が感じられるのがいいな。
真ん中右あたりに浮いているロボットの光線を受けるとレックスは死亡するのですが、ウィリアムが破壊してくれるシーンです。
ウィリアムやBB-Xと皮肉や軽口をたたきまくっています。
廃船とレックスがずっと追いかけてきた殺人鬼…ノア。
ノアが喋っているときの声がヴォルデモート卿みたいだな…と思っていたら、恋人も「蛇呼んでる?」と口を挟んできたのでちょっとシュールでした。
最終章のタイトルいいですね〜。
先ほどの船、ディスティニー・ファイア号の船長がついてきてくれて、たまに出てきて励ましてくれました。
物語が進むにつれて気分が重くなり、先への不安が募っていったので、このキャプテンがいろいろ声をかけてくれてうれしかったな…。
最終ステージは割と楽しかったです。
はねかえした攻撃の軌道を確認している間に思いもよらず相手を倒せた回もあってラッキーでした…。
事件は解決した…と思いきや、ノアの事件で死んだはずのかつての相棒アベルから連絡が来た、というところで物語は終わり。続きがあるのでしょうか。
Switch Liteの携帯モードで遊んでいたせいもあるかもしれませんが、文字が小さくて読みづらかったな…。ただ、探索の際に街中を調べることで得られる情報量がとても多く、街を走り回っているだけで世界観を深く知れて楽しかったです。サイバーパンクな街並みもよかったな〜。